男性が育児休暇を取りやすい業種って何?なぜ取得しやすいのか解説

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KOU

こんにちは。三児の父親 KOU です。
今回は「男性が育児休暇を取得しやすい業種」と「なぜ取得しやすいのか」をまとめました。

育児・介護休業法が改正され、令和4年4月1日から段階的に施行されています。

男性の育児休業取得促進するために、育児休業を取得しやすい雇用環境整備や意思確認、育児休業の分割取得ができるように段々と準備が整ってきました。

2022年の現時点ではまだまだ男性の育児休暇については普及していませんが、数年後には男性が育児休暇を取得するのが当たり前の時代が来るのではと考えてます。

私も長期で育児休暇を取得しましたが、自分にとってはすごく良い経験になったので、この記事を見てもらい少しでも育児休暇の現状を知ってもらい、実際に育児休暇を取得する男性が増えれば嬉しいです。

こんな人におすすめ
  • どんな職業が男性が育児休暇取りやすいか知りたい人
  • 育児休暇をとりたいと思ってる人
目次

業種別 男性の育児休暇取得割合ランキング TOP5

早速ですが、男性の育児休暇取得割合の業種別ランキング TOP5はこのようになってます。

男性の育児休暇取得割合の業種別ランキング TOP5
第1位   金融業・保険業31%)
第2位  サービス業(18%)
第3位  情報通信業(14.8%)
第4位  製造業(14.1%)
第5位  研究・専門・技術サービス業(13.6%)

第1位の金融業・保険業でも取得率は31%と3人に1人しか取得できてません。

第2位以降だと、5人に1人以下となってしまうので、まだまだ男性の育児休暇取得が浸透していないというのがわかりますよね。

それ以外の業種についてはこのようになってます。

この結果を見るとまだまだと感じちゃいますよね。

なぜ男性が育児休暇を取得しやすいのか?TOP3 業種別に解説

なぜ男性が育児休暇を取得しやすいのかをTOP3業種別に解説していきます。

金融業・保険業

第1位は金融業・保険業ですが、ランキング上位はほとんどがこの業種です。企業別のランキングを見てもTOP10位以内はほとんどが、この分野の業種になります。(10分の7)

特にTOP 3社は男性社員が「全員」取得しており、会社が「男性職員の育児休業100%取得」を目標に掲げて取り組んでいます。

金融・保険関係の場合、男性が会社では少数派になりますが、女性の育児休暇取得率も非常に高いので、社内的にもかなり育児休暇が当たり前になっているのでしょうね。

金融・保険関係は女性の離職率も非常に高いので、こう言った仕組みを充実しないと人材を確保できないという裏事情もあると思いますが。。。

サービス業

第2位はサービス業でした。色々調べてみると、宿泊、飲食サービス業が多いようです。

逆に女性はサービス業の場合は、育児休暇の取得率6割程度と低いようです。これは雇用形態の違いの影響があるようで、この業種の女性の非正規雇用は約80%となっており、雇用期間によっては制度の対象外となり取れないケースも多いようです。

逆に言うと男性は、この分野では正規雇用が多いので、男性は育休を取得しやすいようです。しかし、多いと言っても平均よりはやや高いといったレベルです。

情報通信業

第3位は情報通信業になります。情報通信業の場合は、男女ともに他の業種より育児休暇の取得率が高い傾向にあります。

理由としては、業界的にも他の産業に対して、平均年齢も低く、比較的同年代が多いので取得しやすい傾向があります。

それ以外にも、リモートワークがしやすかったり、時間の融通が利くという点では、今後の伸びが期待できる業種だと思います。

育児休暇の取得期間5日以内の割合:28%

男性の育児休暇の取得期間5日以内の割合は「28%となってます。

6ヶ月以上の長期間になってくると、全体の1〜2%程度となっており、100人中2人ほどしか長期で育児休暇を取得できていません

ですが、過去に比べれば、男性の育児に対する意識も変化してきていると思うので、期間は長いに越したことはありませんが、まずは家族のために育児休暇を取得したいところですよね。

育児休暇を取得するために、あなたができることは?

もし育児休暇の取得を悩んでいるのであれば、ママのために、家族のために前向きに検討してはいかがでしょうか?

育児休暇を取得するには「あなたの一歩踏み出す勇気」が必要です

正直な所、男性が育児休暇を取得するにはそれなりのハードルがあると感じてます。大企業などはこれからそういった環境づくりが整ってくると思いますが、中・小企業ではそうは行きません。職場の理解も無いのも現状だと思います。

しかし、ママを家族を助けることができるのは、パパであるあなたしかできないので、一歩踏み出して行動しては如何でしょうか。

育児休暇を取得する上での注意事項もまとめてますので、参考にしてみてください。


まとめ

KOU

今回は「男性が育児休暇を取得しやすい業種」と「なぜ取得しやすいのか」をまとめました


男性 育児休暇の現状まとめ
  • 最も取得率の多い業種は「金融・保険業で31%」
  • 女性が多く、会社が推進している企業は取得率が高い
  • 次点は「サービス業」、「情報通信業」
  • 長期休暇(6ヶ月以上)は全体の1~2%
  • 大半が短期的な育児休暇が現状

育児休暇を取れる時期、0歳児の可愛い子供を身近で子育てできる時期は、限られた期間しかありませんので、ぜひ育児休暇を取得しては如何でしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございます。皆様の参考になれば幸いです。
今日も皆さんに幸せを!!

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この記事を書いた人

30代 3児の父親。静岡県在住。
妻(Hikari)と会社後輩(まさきまる)の3人でブログを立ち上げ運営中。
仕事、子育てなど自分の身の回りで困ったことをまとめて、本ブログに来ていただいた方に少しでも満足いただけるように発信していきます。
■得意ジャンル:育児、仕事、節約、投資術

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