【体験談】男性が育児休暇を取得するメリット・デメリットを解説

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KOU

こんにちは。三児の父親 KOU です。
今回は「男性が育児休暇を取得するメリット・デメリット」について、体験談を踏まえてお話ししようと思います。

この記事にたどり着いた方は、きっと育児休暇を取るか取らないか悩んでいるのではないでしょうか。

私は実際に長期の育児休暇を取得しました。その経験も踏まえて、男性が育児休暇を取る際のメリット・デメリットをまとめてみましたので、皆さんの参考になれば幸いです。

この記事の内容
  • 男性が育児休暇を取る際のメリット
  • 男性が育児休暇を取る際のデメリット
  • 育児休暇取得して感じた体験談
目次

男性が育児休暇を取るメリットは?

私が実際に育児休暇を取得してみて、良かったと感じたことは色々とありましたが、まとめるとこの3つになります。

育児休暇 取得のメリット3つ
  • 子どもの成長を見ることができる
  • 育休後にも育児や家事に積極的に参加できる
  • 夫婦関係が良くなる

では、メリットについて、詳しくお話しさせていだきます。

メリット① 子どもの成長を見ることができる

育児休暇を取得して一番良かったことは、子供の成長を見ることができたことです。

生まれてから子供は毎日毎日、少しずつ成長していきます。その小さな成長を感じる毎に、とても幸せな気持ちになりました。これは育児休暇をとって、子供とずっと一緒にいないと経験できないと思います。

例えば、笑うようになった瞬間や、寝返りをした瞬間など、ずっと子供の近くで成長見ていないと体験できないようなことです。

私は一番上の子の時に育児休暇を取るという発想がなかったので、その瞬間を見逃してしまっていました、、、本当に勿体無かったです。

仕事ばかりしていると何のために頑張っているかを見失うときもありますが、育児休暇をとって子供とじっくり触れ合うことで、自分が何のために頑張っていたのかを改めて、気づかされました

メリット② 育休後にも育児や家事に積極的に参加できる

毎日、子供の世話をしていくうちに育児へのハードルが下がっていきます。

これまでは、ミルクをあげたり、オムツを替えたり、子供の着替えをさせたりと、どのようにやって良いか分からず、育児に参加できなかったこともありました。

ですが、育児休暇を取得し、環境を変えて取り組んだことで、色々なことができるようになりましたし、子供もパパに慣れてきますので、身を委ねてくれるようになります

そうなれば、職場に復帰した後でも、継続的に育児や家事に参加できると思いますし、むしろ子供が可愛くて、自分から積極的に参加したくなると思います。

娘に「パパじゃなきゃ嫌!」なんて言われた日には、感無量ですよね。
ママには申し訳ないですが….

タイプ③ 夫婦関係が良くなる

パパが育児の苦労を知ることで、ママへの思いやり・感謝が生まれてきます。

苦労がわかると、言われる前に自分から行動もできると思いますし、そんなパパにママも感謝してくれるでしょう。

育児休暇を取得する前は、ママとの育児に関するギャップを感じていましたが、同じ目線で会話ができることになることで、夫婦の会話もよく増えて、前よりも関係がさらに良好になりました。

男性が育児休暇を取るデメリットは?

世の中的にも男性の育児休暇を推奨する環境は徐々に整いつつありますが、ノーリスクかと言われるとまだそこまで世の中に浸透してはいませんよね。

私が実際に育児休暇を取得する前に感じていたデメリットは3つありました。それが取得してみて実際どうだったのもお話ししたいと思います。

男性の育児休暇 取得のデメリット3つ
  • 給与は無給、家計全体の収入が減る
  • 出世に影響するのでは?という懸念がある
  • 同僚への仕事の負担が増える可能性がある

デメリット① 給与は無給、家計全体の収入が減る

一番気になるが収入面ですよね。せっかく育児休暇は取得したものの、無収入が続くと家計は苦しくなってしまいます。

育児休暇中は基本的には会社からの給与はストップします。その代わりに貰えるのが、育児休業給付金(育休手当)になります。

これは雇用保険から支払われるもので、ややこしい申請などは、会社勤めで正社員の方であれば、基本的には会社からハローワークへ申請をしてくれます。提出書類などは案内があると思うので、その時に確認しましょう。

さて、気になる支給額ですが、このようになってます。

スクロールできます
期間計算式上限額
育休開始から180日(6カ月)まで取得者の育休開始時賃金日額×支給日数(通常30日)の67%301,902円
育休開始から180日(6カ月)目以降取得者の育休開始時賃金日額×支給日数(通常30日)の50%225,300円
※定期的に見直しがありますので、詳細は厚生労働省のホームページなどを確認しておきましょう。

育児休業給付金が休業前の給与の67%(6カ月目以降は50%)となりますが、育児休暇中は厚生年金保険料や健康保険料などの社会保険料が免除されるため、手取りとしては80%くらいになります。

収入が減るのは辛いのは事実
育休開始から180日(6カ月)まで80%の給付金を貰えるとはいえ、家計を圧迫するのは事実です。子育てはお金がかかると思いますので、備えは計画的に準備しておくのが良いと思います。

デメリット② 出世に影響するのでは?という懸念がある

出世への影響は男性にとっては死活問題なので、気になるところですよね。

私の職場ではほとんど影響がありませんが、職種・置かれている環境・上司によって影響がないとは言い切れません。正直、まだそこまで男性の育児休暇が浸透していないのは事実だと思います。

制度は整っていても、上司は育児休暇なんて取ったことが無い世代なわけですから、理解できないなんていう体育会系の上司もいるでしょう。そういう場合は、状況を見ながら、期間を分けて取得するというのも手だと思います。

もし育児休暇の取得を考えているのであれば、早めに上司に相談し、相手の反応を見てみるもがいいと思います。

デメリット③ 同僚への仕事の負担が増える可能性がある

自分が育児休暇を取得することで、同僚への仕事の負担が増えると考えますよね。

正直これは確実に増えると思います。あなたの仕事を代わりに誰かがやるわけですから、あなたの立場や役割が多ければ多いほど、同僚への負担になってしまいます。

ですが、これは今後の世の中を考えると仕方ないことですし、そういった環境を作っていかなければいけないと思います。もし、そういう環境が職場にないのであれば、あなたが職場に復帰してから作っていくことで、それがきっと恩返しにもなると思います。

とはいえ、いきなり育児休暇に入っては同僚が困ると思いますので、しっかりと準備をしておきましょう。育児休暇を取得する際に注意すべきことをまとめてますので、参考にしてください。

体験談:かけがえない体験と今後の働き方を考えるいい機会に

男性からすると会社での立場や、出世などの影響を懸念して、育児休暇に後ろ向きなのは私もわかります。

ですが、実際に育児休暇を取ってみて、会社生活だけでは味わえない体験ができました。

例えば私の場合は、苦手意識の強かった料理にチャレンジしたり、子供の勉強を一緒にやったりと、これまでママに任せっきりだったことを、自分でできるようになりました。

うちは共働きで、三人の子供がいますが、子育てと仕事で本当に時間がありません。ですが、できることが増えたので、二人で職場復帰した際も夫婦で協力しながらやれる自信がつきました。

そして、育児休暇を取得したことで、もし、自分が上司の立場になった時に、育児休暇を取得した経験が役に立つと思いました

自分で経験のしたことのない上司が部下に育児休暇を勧められますか?

その経験があるからこそ、部下の思いをしっかりと受け取ることができ、相手に寄り添ったアドバイスをしてあげられると考えてます。


育児休暇を取得したからこそ、育児休暇を取りやすい環境作りが非常に重要だと感じ、仕事のやり方を改めて考えるようになりました。

そして自分が率先して環境づくりを行うことで、自分の後輩が育児休暇を取得しやすくなったり、それがまた自分がまた、さらに自分が育児に参加しやすくなっていくと感じています。

まとめ

KOU

今回は「男性が育児休暇を取得するメリット・デメリット」について、体験談を踏まえてお話しさせていただきました。


最後にまとめです。男性が育児休暇を取得するメリット・デメリットはこの通り。

育児休暇 取得のメリット3つ
  • 子どもの成長を見ることができる
  • 育休後にも育児や家事に積極的に参加できる
  • 夫婦関係が良くなる
育児休暇 取得のデメリット3つ
  • 給与は無給、家計全体の収入が減る
  • 出世に影響するのでは?という懸念がある
  • 同僚への仕事の負担が増える可能性がある

育児休暇のデメリットもありますが、それよりもメリットの方がはるかに大きいと思いますので、これを読んで頂いたイクメンパパは、是非、育児休暇の取得をされては如何でしょうか。

最後まで読んで頂きありがとうございます。皆様の参考になれば幸いです。
今日も皆さんに幸せを!!


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この記事を書いた人

30代 3児の父親。静岡県在住。
妻(Hikari)と会社後輩(まさきまる)の3人でブログを立ち上げ運営中。
仕事、子育てなど自分の身の回りで困ったことをまとめて、本ブログに来ていただいた方に少しでも満足いただけるように発信していきます。
■得意ジャンル:育児、仕事、節約、投資術

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