こんにちは。三児の父親 KOU です。
今回は「男性が育児休暇を取る際に会社への報告で気をつけるポイント」をまとめました。
男性が育児に参加するのが当たり前の時代になってきましたよね!共働き世代も多いと思いますし、育児は女性に任せっきりなんて言ってられませんよね。
「育児休暇を取りたいんだけど、どうやって会社に報告すればいい?」
こんな相談をよく受けるので、今回は私が実際に育児休暇を取得した経験を踏まえて、会社への育児休暇を報告する際に気をつけるべきポイントとタイミングについてまとめてみました。
この記事を見ている方は、きっと育児休暇の取得を考えているのではないでしょうか?少しでも役に立てる情報をお届けできるようにまとめてますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
- 育児休暇を取るか悩んでいる人
- 育児休暇を取りたいけど、会社にどう報告すればいいかわからない人
【育児休暇】会社への報告時に気をつけるべき4つのポイント
育児休暇を取る際、会社への報告時に気をつけるべき4つのポイントを、タイミングと合わせて必ず押さえておきましょう。
- 6ヶ月前〜 :上司への事前報告
- 3ヶ月前〜 :引き継ぎ準備
- 2週間前〜 :関係者への事前連絡
- 前日〜 :挨拶回り
育児休暇は取得の権利があると言えども、上司や職場の同僚にあなたが不在時の対応をしてもらうことになると思いますので、報告は前もって、引継ぎ準備はしっかりとしておきましょう。
しっかりと事前準備をしておくことで、スムーズに育児休暇に入ることができます。
そして、職場でのあなたの信頼度は下がることはありません。むしろ上がるはずです。
それでは一つずつ詳細に説明していきます。
6ヶ月前〜:上司への事前報告
育児休暇を取ってみたいと悩んでいるのであれば、可能な限り早めに上司へ相談しましょう。
あなたの置かれている役割や役職にもよりますが、あなたの業務の代わりを決めたり、探す必要があるので、6ヶ月前には事前報告をすることをお勧めします。
もし、育児休暇を取得するかどうか悩んでいる場合でも、まずは相談してみるのがいいと思います。
特に職場で育児休暇をとった事例がない、または少ない場合は、職場の上司もどういう対応をすればいいかわからないというのもあるので、早めの報告は上司にとっても助かります。
ここでポイント:育児・介護休業法の改正
育児・介護休業法が改正され、令和4年4月1日から段階的に施行されています。男性の育児休業取得促進するために、育児休業を取得しやすい雇用環境整備や意思確認、育児休業の分割取得ができるようになります。
詳しく知りたい方は、リンクを貼っておきますので、厚生労働省のホームページ参照してみてください。
自分から言い出しにくかった育児休暇ですが、上司は部下に子供ができた時に育児休暇を取るかどうかを聞くのも義務化されたということになりますので、言い出すハードルは下がってきそうですね。
3ヶ月前〜:引継ぎ準備
上司に話して、育児休暇の承認をもらったら、早速ですが引継ぎの準備を始めましょう。早いと思われるかもしれませんが、時間に余裕を持って3ヶ月前くらいから少しづつ準備していくのをオススメします。
あなたがやっている業務を誰かが代わりにやるわけですから、マニュアルがなければマニュアルを作成してしたり、他の人がわかるように情報をまとめておきましょう。
ここでポイント:トラブルを避けるために
引継ぎ者だけでなく、上司にも内容がわかるように資料を作成し、共有して置くこと
引継ぎ資料を作成したら、引継ぎ者だけでなく、上司にも内容がわかるように資料を作成し、必ず共有しておきましょう。
引継ぎ時にしっかりと資料を書面化しておかないと、指示漏れ・認識違い・忘れてしまったなどが発生し、他の職場の方や、さらには取引先に迷惑をかけてしまう場合もあります。
あとは、引継ぎ者がやり忘れないように、フォローを上司にやってもらうというのも大きな意味があります。むしろこれが本命だったりもします。
さらに余裕があれば、実際にやってもらった業務をそのシートに追記実際にやってもらった内容をそのシートに書いてもらいましょう。そうすれば、上司も確認することができますし、あなたが職場に復帰した際に大いに役にたつ情報だと思います。
2週間前〜:関係者への事前連絡
引き継ぎも開始して、2週間前ほどになれば社内的にも内示が出てるかと思います。自分がいない間に連絡が来る場合もあるので、社内の関係者や取引先に事前に連絡しましょう。
たまに直前(育休前日)に連絡する人もいますが、私としては2週間前、遅くても1週間前に連絡をして置くことをオススメします。
理由は、あの件話したかったのにーなんてこともありますし、引き継ぎ者へのサポート期間も含めてそのくらいが良いと思います。
前日〜:挨拶回り
いよいよ、育児休暇に入るわけですが、直接会って挨拶しておきましょう。
権利だから当然だなんて思う人もいるかも知れませんが、上司も周囲もあなたの育児休暇のために色々としてくれていますから、必ず感謝を伝えましょう。
言葉はかしこまらず、素直に 「不在時、よろしくお願いします。」と一言でいいと思います。
ここでポイント:感謝の気持ちを忘れずに
育児休暇を推進しているとはいえ、男性の育児休暇に対する理解がまだまだないのが実情。当たり前だと思わず、謙虚に、周囲への感謝を忘れずに
また、育児休暇までに菓子などを配る人もいますが、私は復帰時に配るのをお勧めします。社内でそういうことをしている方がいるので有れば、真似してもいいと思います。
お菓子をもらって悪い気は絶対しないので、悩むくらいなら渡しましょう。
簡単なものでいいと思いますので、アンリ・シャルパンティエのマドレーヌはオシャレで結構好評です。私は結婚式のお祝いや、出産祝いをもらった時に会社に配り、好評でした。
育児休暇を取ってみて感じたこと
育児休暇を実際に取ってみて本当に色々なことを感じました。
その中でも私の中で感じたことを今回は2つ紹介します。
自分は育児に参加した気になっていた
自分なりにこれまで育児に参加してきたつもりでした。
ですが、育児休暇をとってみて、朝から晩まで子供の世話をしてみると、育児している気になっていたことを痛感しました。
子供のご飯を食べさせたり、寝かしつけをしたりして育児に参加してましたが、それ以外にも子供の成長に合わせて、嫁が色々やっていてくれたことに恥ずかしながら気がつきました。
言うことを聞かない子供にイライラして、感情のぶつけ先がなく、夫の私にあたる気持ち、、、今ならわかります。
ずっと子供と一緒にいることで、イライラすることも増えましたが、それ以上に子供の日々の小さな成長を見ることができて、本当に育児休暇を取って良かったと思いました。
まだまだ男性の育児休暇は難しい(特に長期)
実際に自分で長期で育児休暇を取得してみましたが、まだまだ育児休暇に対する子育て世代の男性の腰は重いという印象です。
数年前に比べれば、少しづつ増えていますが、これからの世の中を考えるともっと男性の育児休暇取得率が増えていかないとと思ってます。
私にできることとしては、私の後輩・部下に育児休暇を簡単に取れるような環境や雰囲気作りをしていかなければいけないと感じましたし、そのための準備を意識するようになりました。
まとめ
自分か育児休暇を取得した経験をもとに、「育児休暇を取る際に会社への報告で気をつけるポイント」をまとめました。皆様の参考になれば幸いです。
- 上司への事前報告は早めに行うべし
- 引き継ぎ準備は余裕をもって行うべし
- 関係者への事前連絡は休暇の2〜1週間前を目安に行うべし
- 休暇前の最終日は直接挨拶回りを行うべし(感謝を忘れない)
育児休暇を取れる時期、0歳児の可愛い子供を身近で子育てできる時期は、限られた期間しかありませんので、ぜひ育児休暇を取得しては如何でしょうか。
最後まで読んで頂きありがとうございます。皆様の参考になれば幸いです。
今日も皆さんに幸せを!!
コメント